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2019年11月3日(日・文化の日)。穏やかな天気に恵まれ、第2回「〇〇まるごと発酵フェス」を開催。

このフェスは、「ヒト・土・川、発酵の力でみんな健康になっていく。発酵王国愛知から、人と地球の発酵を伝えていく」ことをvisionに掲げる(vision>>)。


2019年テーマ「FOOD・あい」

今年、最も伝えたかったのは、「FOOD」と「あい」。FOODは風土、あいはI(私)・愛・Eye(見ること)。FOOD(食べもの)はその土地の風土が育む。


風土の中で愛を持って育てられ、調理されたFOODを私(I)は食べて、何を見つめる(Eye)のか。


テーマの発端になったのは、八丁味噌のGI(地理的表示)保護制度 問題。

まるや八丁味噌㈱ 浅井信太郎社長

岡崎で約400年の歴史ある2社の八丁味噌が「八丁味噌」と名乗れず、偽物扱いされてしまう危機に陥っている。岡崎の風土が育んできた八丁味噌。

食から風土を見つめなおせば、地域を愛する心が生まれてくるはず。


こだわりの38店舗が結集!

愛知県内を中心とした有機農家さん、醸造蔵さん、無添加おやつや無添加ハム、自然栽培コーヒーなど、健康や環境、地域というキーワードにピッタリのこだわりブースが満載。


オーガニックワイン「ハウディ」さんブース前には、オーガニックオリーブオイル「れなり」で焼いた無投薬のエビブース。これはもう、飲むしかない!という実行委員の策略にハマった方も多いのでは(笑)?


出店者さんとのコラボ(=発酵)ブース「おふくろ食堂」

実行委員ブース「おふくろ食堂」では、出店者さんの野菜とまるやさんの八丁味噌を使った豚汁も販売!こちらは、ただの豚汁ではありません。「1000人の子どもと野外体験をする料理人・辻田シェフ」監修の元、お肉の部位にあった下処理をしたこの日限りのスペシャル豚汁。

ご協力いただきました、ゆめのたねファーム様、八百姓様、三河まんぷくファーム様、まるや八丁味噌㈱様、㈱ボニト様ありがとうございます(*´▽`*)



室内外でワークショップが大盛り上がり♪

実行委員として、今年新たな挑戦だったのは、名古屋国際会議場の会議室(室内)を借りて発酵ワークショップを開催したこと。

とても楽しい内容であっても、なかなか室内に皆さんを誘導するのは難しいかと思われた。そのため、webサイトで事前予約を受け付けたり、当日MAPに掲載したり、司会が案内したり…。


が!そんな心配はどこへやら。「発酵ワークショップ」は大盛り上がり!


味噌玉や利きダシ、白たまりづくりやぬか床づくり、愛知の発酵を学べる無料講座も◎



メイン会場のワークショップ・体験ブースも負けてはおりません。

素手でぬれる安全塗料で壁塗り体験、御守りづくりやアロマストーン、三河杉の香り袋づくりなどなど・・・。


堀川周辺の生き物観察ブース前では、川の環境を守るための無添加石けんブースを。手洗い場所にも無添加石けんを設置。

私たちの廃水が川や海へとつながっていきます。


会場に賑わいを添えた音楽、ダンス、ブラスバンド

ステージの演目も実に様々!昨年もオープニングを飾ってくれたブラスバンドやAEDの普及に努める少女ダンス、海洋ゴミから作られた楽器「フネンゴニ」のバーカッション、合唱、少林寺拳法、男性アイドルグループ・・・


どの音も、会場と地球に響いたはず。


メイン会場となるオアシス広場の利用に尽力してくださった、森ともお市議会議員、森議員をご紹介くださり、フェスリーダーの恩師でもある、うかい春美市議会議員、EM開発者の比嘉照夫教授にもご挨拶いただきました。


見て、食べて、遊んで、リラックス

今年はヨガやマッサージなど、体をほぐすブースも。中には、出店者さんも施術を受けていました。



フィナーレは堀川の発酵!

風土から生まれたおいしい食べ物でおなかを発酵させ、ドラムサークルで会場のボルテージは最高潮!


会場みんなが一体感を覚えたところでいざ!堀川へ!!

EM団子は、善玉菌がたくさん詰まった土団子。微生物の力で、堀川のヘドロを発酵分解し、きれいな川に戻してくれます。


EM団子を作ってくれたのは、岡崎の障がい者支援施設の方々。ありがとうございます。


出店者&出演者さまからの嬉しい声

・「よくわからないままお誘いいただき(笑)、フェスに初出店しましたが、発酵フェスに集まるお客様は意識の高い方が多く、ビーガンのものを好んでいただけて嬉しかったです。(中略)完売してしまい、ご購入いただけなかった方には、申し訳なかったです。もっと持っていけばよかったー」

・「午前中で完売、午後からの追加分もまさかの完売。最幸に気持ちのいい楽しい1日でした」

・「お客さんと出店者のニーズがピタッとあっている。ドラムサークルのセッションからEM団子を堀川への流れ。

良い悪い、正しい正しくないではない、企画者のピュアなコアな思いがこんなにも伝わるイベントはなかなかないな、と感動しました。とにかく最高でした!

また呼んでね♡」

・「いやー、まるごと発酵フェス最高!こんなにコアな出店ブースはそうそう無い!(中略)新しいご縁やうれしいお話も舞い込んできて、またまたワクワクが膨らむ予感♡」

・「 朝の駐車場入りから、帰りの駐車場場出る所まで、ずっと清々しい気持ちにしてくれる素晴らしいスタッフ、進行、会場の方々でした。

全部撮りきれなかったけど、男性アイドルグループ有り、合唱団、少林寺有りの最後はみんなでドラムサークル後、川にE M団子を投げる。

そして帰ってくるとすぐそこの会場なのに、ステージ、出店の片付けが着々と進んでて、朝の準備から片付けまで、素晴らしい段取りと、気持ちいい挨拶の関係者と内容でした。」


おいしい未来の発酵をはじめよう

どのくらいの方に来ていただけたかカウントする術はないけれど、多くの出店者さまが早い段階で完売となった。つまり、予想以上の来場者であったことと、「去年より断然(来場者)多いよね。3000~4000人いるんじゃない?」との声。

「食べ物がない」と、ご来場の方にはご迷惑をおかけしましたが、主催者としては嬉しい悲鳴。


世の中の「発酵」への関心の高まりを感じられる1日となった。


でも、私たちが改めてお伝えしたいのは、「発酵は発酵食品だけじゃない!」ということ。


土が発酵すればおいしい野菜が育ち、川が発酵すれば魚が戻ってくる。

一人一人が地域を見つめ、微生物の力を借りれば、環境を良くしていける。

気持ちのいい環境と、おいしい食べ物と、気の合う仲間がいたら、きっと社会も発酵していく。

地球がまるごと発酵していく。


愛知から、おいしい未来の発酵をはじめよう。

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